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壁とフェンスの違いは何? トランプ氏がメキシコ国境に築こうとしているもの

就任が目前に迫ったトランプ氏の発言に、注目が集まっています。
1月12日の記者会見では、国内の雇用を最優先する姿勢をあらためて強調。
メキシコとの国境に壁を設けて、国外生産品の輸入品を国内生産に切り替えようと意欲を見せています。

さてこの「壁」の建設ですが、会見では「フェンスじゃなくて壁だ」とトランプ氏は念押ししています。
壁とフェンスの違いは何なんでしょう?

英語に詳しい人にはあたりまえのことなのかも知れませんが、気になったので調べてみました。

この記事の目次



フェンスではない、壁だ!

以下は産経ニュースの、記者会見の要旨を報道した記事の一部です。

メキシコ国境に壁をつくる。就任次第すぐに始める。フェンスではない、壁だ。費用はメキシコに負担させる。
出典:【トランプ次期米大統領】記者会見要旨(1/2ページ) - 産経ニュース



わざわざ「フェンスではない、壁だ」と言っているので、この点に強いこだわりがあることがうかがえます。


フェンスと壁の違い

壁の言語はwall。
weblioによると、
・(石・れんがなどの)塀
・防壁、城壁
・壁のようにそびえる[さえぎる]もの
などの意味がある。

一方、フェンスの原語はfence。
こちらもweblioによると、fenceの意味は、
・(敷地などを仕切る)囲い、垣根,柵(さく)、フェンス
とあるのですが、これに続いて次のような記載がありました。

《★【類語】 fence は木材・金属・金網などで作った柵; wall は石・れんがなどの塀; hedge は低木などを植えて作った生け垣で,野原・畑・家などの境界をなす》.
出典:fenceの意味 - 英和辞典 Weblio辞書



他にもいくつか見てみましたが、ざっくりしたイメージでいうと壁は石や煉瓦などしっかりした素材で作られていて、向こう側も見えない。先の例で言えばそびえ、遮るものという印象。

他方、フェンスは木や金網など、ウォールよりは軽い素材で、互いに見渡せるものを指す場合が多いようです。遮るものではなく、仕切るものというイメージでしょうか。

他にも似た意味を持つものとしてhedgeというものもあるようですね。

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壁は本当にできるのか?

というわけで、トランプ氏が念頭に置いている「壁」は、フェンスよりもしっかりと国境での往来を妨げるようなものだと想像されます。万里の長城とまではいかないまでも、ベルリンの壁くらいにはなるのかも知れません。

となると、そういうものを国境全体に作るとなればたいへんな費用です。
トランプ氏はこの費用をメキシコ政府に負担させるとも言っていますが、当のメキシコのペニャニエト大統領は、そんなものは認められないと、当然ながら突っぱねている。

トランプ氏がメキシコとの国境に壁を建設し、費用をメキシコに支払わせると述べたことに対し「もちろん払わない」と重ねて否定した。(共同)
出典:【トランプ次期大統領】メキシコ大統領「進出海外企業守る」 - 産経ニュース



もしかしたら、メキシコが費用負担を認めないということを理由に、壁建設は先延ばしになる? のでしょうか?

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